【注意】同じウインナーソーセージでも商品によって糖質量(炭水化物量)は全然違う!

糖質制限ダイエットの魅力と言えば、やはり肉や魚に関して節制しなくても良い点ではないでしょうか。

カロリー制限ダイエットだと、肉や魚の量をどうしても落とさなければいけなかったはず。

しかし糖質制限ダイエットなら、モリモリ肉や魚を食べれる!

…と思っていると、意外と落とし穴があったりするものでして。

純粋に肉や魚を食べるだけなら良いのですが、肉や魚の加工品に関しては注意が必要です。

そんな中でも身近な食肉加工品である『ウインナーソーセージ』に関して、驚くべき事実を知ったので記事にしておこうと思います。

ウインナーソーセージの炭水化物量(糖質量)

こんなに違う!炭水化物量

ウインナーその1

炭水化物量は100gあたり3gという事で、糖質制限中でも気にせず食べる事が出来る量ですね。

ちなみにこの商品はウインナー6本(合計127g)入りですから、1本あたりで考えると0.6g程度となります。

ウインナーその2

おっと、これはビックリ。

100gあたりの炭水化物量が8.8gという事で、なんと先ほどの商品に比べて3倍近い含有量となっています。

この商品は14本(240g)入りでですから、1本あたりで考えると1.5g程度となります。

なぜこんなに違うのか

曲がりなりにも同じウインナーと名の付く商品なのに、どうしてここまで違うのか。

不思議に思って原材料名の項目を見比べて行くと、気になるモノを発見。

これは炭水化物量の多い方のウインナーですが、『結着素材(でん粉)』や『加工でん粉』といったように、でん粉が使われているのが分かります。

さらに原材料名の下の項目には、『でん粉含有率』なる項目があり、6.5%のでん粉が含まれている事がわかります。

どうやら犯人はこの『でん粉』と見て間違いないようです。

でん粉とは?

でん粉とは??

植物が太陽エネルギー、水、二酸化炭素から作り出す炭水化物(多糖)です。
とうもろこしなどは種子に、馬鈴薯などは根茎に多く蓄積されます。植物細胞内から取り出したでん粉粒の形を顕微鏡で観察すると、植物の種類によってかなり異なることがわかります(写真)。
分子の立体構造はまだ解明されていませんが、ぶどう糖が繋がってできる、アミロースとアミロペクチンという2種類の高分子から構成されています。

http://www.nisshoku.co.jp/product/about_starch.html

そう、まさに炭水化物そのものですね。

でん粉が6.5%も入っているんだから、そりゃ100gあたりで8.8g程度にはなりますわな。

二つの商品を比較した場合の特徴

今回例として取り上げた二つの商品、その特徴を端的に言うと…

高炭水化物なウインナーの方が圧倒的に安い。

という事が言えます。

自分が購入した値段で言っても、グラム数を合わせた場合の単価で軽く2倍以上の価格差がありました。

つまりどういった事かと言えば、高炭水化物なウインナーは含まれている肉の量が少ない分をでん粉で埋め合わせている訳ですね。

炭水化物量の少ない(値段の高い)ウインナーは、肉の含有量が多い分だけ炭水化物量が少ないのです。

安いウインナーは要注意

このように、同じように『ウインナー』として売られている商品でも、その中身は結構違っているようです。

これからはウインナーを購入する時にも欠かさず成分表示を確認するようにします。

特に安いウインナーには肉以外のもの(でん粉)が入っている可能性が高いと思いますので、糖質制限中の方はくれぐれもご注意下さい。