早い安い旨いでお馴染みの牛丼、日常的に良く食べるという方も多いんじゃないでしょうか。
自分も昼食の選択肢として牛丼は有力な候補として存在しており、多く通ってきました。
しかし、現在の自分は糖質制限ダイエットを始めた身であります。
そうなってくるとやはり、牛丼一杯あたりの糖質(炭水化物)量が気になる、というか気にしなきゃいけない。
という訳で、改めて牛丼の炭水化物量を調べてみました。
すき家の『牛丼並盛サラダセット』に含まれる糖質(炭水化物)
今回のお話は、すき家の牛丼を例にとって考えて行きます。
なぜ様々ある牛丼チェーンの中でも『すき家』を選択するのかと言えば…良く行くから(それだけ)。
自分の生活圏内には他の牛丼チェーンがないんですよ(少し足をのばせば吉野家はありますが)。
といった理由ですき家を例にとりますが、恐らくは他の牛丼チェーン店においても似たような事が言えるものと思われます。
『牛丼並盛サラダセット』
このメニューもやはり、自分がよく頼むメニューという理由で選択しました。
さらに言えば、やはり野菜をある程度摂取した方が良いと思いますので、糖質制限ダイエット中にすき家で頼むメニューとしては、割と妥当な所ではないでしょうか。
「牛丼並+みそ汁+サラダ」のセットが500円で味わえるんですから、有難い話です。
そんな牛丼並サラダセットを個別に見て行きましょう。
牛丼(並)
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム |
---|---|---|---|---|
733kcal | 22.9g | 25.0g | 104.1g | 986mg |
炭水化物が104gも!…と糖質制限中の人間は思っちゃいますよね。
主にお米が大きな割合を占めていると思われますが、牛丼の具に使われている調味料も結構糖質高めな気がしますから、確かにこれぐらい有ってもおかしくない…といった感じ。
みそ汁
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム |
---|---|---|---|---|
48kcal | 2.8g | 1.7g | 5.2g | 1206mg |
みそ汁にもそれなりには炭水化物が含まれています。
さらにみそ汁で際立つのは、ナトリウムの多さ。
ナトリウム=塩分だと思うんですが、みそ汁一杯で牛丼並以上のナトリウムを摂取する事になるので、塩分を気にする人はみそ汁を控えるのもアリでしょうね。
サラダ
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム |
---|---|---|---|---|
27kcal | 1.4g | 0.2g | 5.8g | 38mg |
さすがにサラダは炭水化物量は少ないかと思いきや、5.8gというのは意外と入っているんだなと感じました。
恐らくはコーンが原因でしょうか?
野菜系だからといって炭水化物が少ないとは必ずしも言えないのですよね。
ドレッシング
忘れちゃいけないサラダのお供であるドレッシング、すき家では備え付けのドレッシング(和風・フレンチ・胡麻)を好きなだけ掛ける事ができます。
自分は基本的にゴマドレッシングを使うんですが、一応全種類の成分を調べてみました。
一覧して眺めてみると、和風ドレッシングは全体的に低めの数値が揃っていますね。
それぞれの数値は15g(大さじ一杯分)のものですが、実際に使う量はもっと多いものと思われます。
ただ、使ったドレッシングを全て摂取する訳ではない(容器に残る分がある)ので、実際に摂取するのは15g程度だと考えて良いのではないでしょうか。
和風ドレッシング(15gあたり)
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム |
---|---|---|---|---|
13kcal | 0.3g | 1.0g | 0.7g | 285g |
フレンチドレッシング(15gあたり)
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム |
---|---|---|---|---|
67kcal | 0.1g | 6.8g | 1.3g | 240mg |
胡麻ドレッシング(15gあたり)
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | ナトリウム |
---|---|---|---|---|
54kcal | 0.5g | 5.0g | 1.7g | 222mg |
牛丼並サラダセットの総炭水化物量
牛丼(104.1g)+みそ汁(5.2g)+サラダ(5.8g)+ドレッシング(ここでは胡麻を選択:1.7g)の合計は…
牛丼並サラダセットの炭水化物量=116.8gとなりました。
自分は一日に摂取する炭水化物量をまだ明確に設定していませんが、大凡として100gぐらいの所がボーダーラインだと思っていました。
そう考えて見ると、牛丼並サラダセットを一食食べる事で、その日に摂取して良い糖質量をすべて摂取してしまう事になりますね。
いやはや、これは中々気軽には食べにくい類のメニューで有る事が判明してしまいました。
もちろん、この一食以外の食事で炭水化物をほぼ全く摂取しなければ問題ないんですが、それはそれで大変ですからね。
お米の炭水化物量は当然分かっていましたが、牛丼はそれ以外の部分での糖質量も中々のものだと言えます。
牛丼単品で100g超えは、やはりズッシリきますね。
今後の接し方
このように、牛丼並盛には糖質制限中の人間にとっては中々にヘビーな量の炭水化物が含まれている事が分かりました。
ちなみにすき家には並盛よりも少ない『牛丼ミニ』というメニューがあり、このメニューであれば炭水化物量は69.8gという事で、比較的摂取しやすい数値に落ち着きます。
とは言え、そうなると当然の事として食事の量に不満が出てくるので、その選択肢を選んでまで牛丼を食べる必要があるのか?という考えにもなる訳で。
他にもすき家には、『牛丼ライト』というメニューがあり、これは正に糖質制限仕様のメニュー(米の代わりに豆腐を利用しており、炭水化物量は15.2g)んですが、ここまで来るともう『牛丼』とは別の食べ物と考えるべきじゃないかと米好きな自分は思ってしまいます。
個人的にはやはり、牛丼を食べる時には『牛丼並サラダセット』を選択しつつ、その選択はあくまでも「かなり牛丼を食べたい時」に限定する事にして行こうかなと。
糖質制限ダイエットを始めると、これまで当たり前のように惰性で食べていたもの達が、時々しか食べれない特別な食事達に変わっていくのが面白い。
今日から自分の中にある『ごちそうリスト』に牛丼が追加されました。
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