ほっともっと弁当の糖質量は?【ライス、もち麦ごはん、おかずのみ】

のり弁当

皆さんは「ほっともっと」を利用しますか?

世の中に数多くある弁当屋の中でも最も有名なチェーン店の一つですから、日頃から活用しているという方も少なくない事でしょう。

しかし糖質制限をしている身からすると、ほっともっとの弁当はどの程度の糖質が含まれているのかが気になる所ですよね。

そこで今回は、ほっともっとの代表的なメニューを例として取り上げ、糖質(炭水化物)がどの程度含まれているかを検証して行きたいと思います。

「ほっともっと」とは?

ほっともっとについて説明が必要なのか?とも思いますが、一応…。

「ほっともっと」とは、株式会社プレナスが展開する日本最多の店舗数を誇る持ち帰り弁当チェーンです。

日本全国すべての都道府県に出店しているので、見た事が無いという人の方が極めて稀でしょう。

看板商品の「のり弁当」をはじめとして、コストパフォーマンスに優れた弁当を提供してくれているので、自炊する暇のない人や、忙しい時には非常に頼りになる存在ですよね。

ほっともっとの弁当に含まれる糖質量

ほっともっとでは多くの弁当がラインナップに加えられておりますが、その中でも定番の弁当について糖質量を見て行きたいと思います。

糖質量(ライス普通) 糖質量(もち麦ごはん普通)
のり弁当 107.2g 110.7g
から揚弁当(4コ入り) 98.4g 101.9g
しょうが焼き弁当 103.0g 106.5g
チキン南蛮弁当 118.7g 122.2g
ロースかつ丼 118.0g 121.5g

このように、お馴染みのラインナップを眺めていくと、ごはん付きの弁当が如何に高糖質であるかがお分かり頂けるでしょう。

しかもこの表を見て頂ければわかるように、実は通常の「ライス」よりも「もち麦ごはん」を選択した時の方が高糖質なのです。

もち麦というと健康的なイメージがありますし、単体で見れば白米よりは低糖質な食品なのですが、ほっともっとの弁当においては量の問題なのか、なぜかもち麦ごはんの方が高糖質となっている点は注意が必要です。

「おかずのみ」の糖質量

ごはん付きの場合は糖質制限の範囲内ではとてもじゃないですが食べる事のできない糖質量となってしまいましたが、「おかずのみ」ならどうなるでしょう。

おかずのみを選択できる弁当の中からいくつかピックアップして見て行きましょう。

おかずのみ
から揚弁当(4コ入り) 16.6g
しょうが焼き弁当 21.2g
チキン南蛮弁当 36.9g
ロースかつ丼 35.7g

如何でしょう?ごはん付きの弁当に比べれば随分とマシになりましたね。

「チキン南蛮弁当」や「ロースかつ丼」はこれだけでも少々食べる気にはなれない糖質量となっていますが、「しょうが焼き弁当」でギリギリ、「唐揚げ弁当」なら比較的選択肢に加えても良さそうなものですね。

以前別の記事で市販の唐揚げ粉を使いつつさらに糖質を下げた鶏唐揚げの作り方を紹介した事がありましたが、やはり鶏唐揚げは糖質制限中でも割と食べやすいメニューと言えそうです。

米は高糖質

糖質制限を実践している人にとっては極めて常識的な話だとは思いますが、こうやって弁当に含まれる糖質量を見て行くと、米がいかに高糖質な食べ物であるかを改めて実感させられます。

自分は一日の糖質量を60g以下、一食あたり20g以下という基準で糖質制限をおこなっている(江部先生のスーパー糖質制限)のですが、この基準で見た場合、辛うじて食べられるのが「から揚弁当(4コ入り)」のおかずのみだけという現実。

ごはん付きなら漏れなく100g以上の糖質量となってしまうわけですから、かつて普通に食べていたのが信じられない!と思ってしまうぐらい、今となってはまず食べる気のしない弁当となっています。

もちろんこれは「ほっともっと」固有の問題ではなく、すべてのごはん付き弁当を販売している弁当屋さんで同様に言える事です。

低糖質弁当を希望

今回改めて記事として纏めるために弁当に含まれる糖質量を確認してみましたが、やはりとんでもない量の糖質を含んでいました。

こういった事はもちろんある程度は把握していましたので、以前はよく活用していたほっともっと(その他の弁当屋さんも含めて)を全く利用しない生活になっているのですが、中には「低糖質弁当」といったものをメニューとして用意してくれているお店も存在しますよね。

ほっともっとも是非、低糖質にお腹を満たせるような弁当を企画して頂きたいと思います。

まず間違いなく大ヒットとなるんじゃないかと思うんですが…。

さしあたって、「から揚弁当」に米以外の何かを付属する形で低糖質に抑えた弁当を用意して頂きたいですね。

糖質量が20g以下なら大変喜ばしいのですが、30g以下ぐらいでも十分にありがたいので、是非ともお願いしたいです。

逆に言えば、ほっともっと以外の弁当チェーンが勢力を伸ばそうとした場合、低糖質弁当が大きな推進力となる可能性は十二分にあると思いますので、他の弁当チェーンさんも是非宜しくお願いします!


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